ザ・シークレットホース 12/18結果

ヨウヘイ

2011年12月19日 11:47

こんばんわ。
日刊コンピ指数の革命家のヨウヘイです。


先週はイマイチ奮わなかったザ・シークレットホースですが、
しっかり今週で巻き返しました。


朝日杯FSの非常に内容の濃い分析ですので、ご覧ください。


PART4  穴馬結論編 -----------------------------


「朝日杯FS」の穴馬探しをしてみます。

改めて、ここまでに紹介してきた
「当レースで買いたい馬」のプロフィールを再掲します。

 ★1. 1~6枠に入った馬

 ★2. 中央場所の芝1600m以上オープンで好走実績のある馬
    または距離実績は問わず、中央場所の芝オープンで
    先行して好走した実績のある馬

 ★3. 芝のマイルらしからぬ
    パワー・スタミナに長けた血を持つ馬

 ★4. 脚質は基本不問も、
    先行タイプの馬なら上記★3が必須項目


今年の出走馬は16頭ですが、上記に全て該当する馬は、
クラレント・ネオヴァンクルの2頭しかいません。

クラレントの前走は、道悪の影響云々というよりは、
明らかに「レース前の放馬」が大きく響いたと診ます。
当欄も前走はこのクラレント+1着馬+3着馬の3頭推奨でしたが、
「たっぷり走ってしまった」明らかに競走能力に大きな影響が
出そうな放馬であったにもかかわらず、競走除外にならなかった
ことに大変な疑問を感じました。非常におかしな判定。
前走を完全度外視扱いにすれば、当然ここでも狙える馬です。

兄リディルも、このクラレント同様に1400m・1600mの
両距離で実績を残している馬ですし、母は2004年の
ファイナルS(中山と同じ急坂の阪神マイル戦)を勝った
エリモピクシ-ですから、中山コースも大丈夫なハズ。
橋口師は一部メディアで「中山は向いていないと思うが…」と
煙幕を張っていたようですが、デイリー杯で見せた
馬群に突っ込んで内からも器用に差せる脚、中団につけられる
自在性をみていると、決して「中山が向かない不器用な
差し馬」とは思えません。むしろ、一瞬のキレで
勝負できそうな『中山も大丈夫なタイプ』と診ます。
『橋口師が泣いている時ほど怪しい』は、
密かな競馬格言(?)でもあります。


非常に情報が濃く長いので、一部割愛致します。



「大物感」優先で考えるならばアルフレード。
前走は調教師が「この馬1頭で、2ヶ月遅れの
新潟2歳Sを勝つつもりで走ってくる」と一部紙上で発言。
その通りに、いや、師の予測以上に(?)鞍上が余裕綽々の
追い出しで勝ち上がってきました。前走のこのタイムは
「びっしり追われずに」マークしたものですから、額面以上の
評価が必要です。血統的にも今の中山なら走れそうですし、
実際に中山マイルで新馬を勝っているのも当然強みでしょう。

自身が好枠を引いた上に、他馬との枠関係にも恵まれた印象。
馬群の中でジッと脚を溜められる馬ですから、この枠から
自然流にラチなりに追走できれば…ひと脚使って
アッサリ中位から抜け出し、というシーンもありそうです。
調教も先週はデュアルスウォード、今週はエチゴイチエといった
同厩舎の看板古馬と併せて、なんと共に圧倒(!)。
ひょっとすると、前評判以上の大物なのかもしれません。

トウケイヘイローの前走(くるみ賞)は、スローとは言え
先行しながらも最速上がりをマークしての勝利。出遅れた
レオアクティブを完封しています。3走前(新潟2歳S)は
馬群の外外を常にブン回した柴山騎手の凡騎乗で、
恐らく1680mほどは走ってしまったと思われますが、
それでも4着ダローネガとは0秒5差。
通ったコースなどから実際にはこの数字差ほど
ダローネガとの「実力差」は無いと思われますし、
レオアクティブやダローネガが今回人気に推されるならば、
それらと実質「ほぼ互角」に戦ってきたトウケイヘイローは
妙味込みで「狙っていい」存在ではないでしょうか。

スローでかかり気味になったためとはいえ、
中山向きの「好位付けの脚」も前走で確認できました。
ダート通用のパワー血統も当レース向き。
距離面も新潟2歳Sの内容から特に心配ありませんし、
何しろパワーだけは十分に備えているタフな血筋ですから、
中山の急坂が舞台のGI底力勝負も大丈夫のハズです。

レースが少々速めに流れれば自然と脚が溜まるでしょうし、
積極果敢が持ち味の後藤騎手が「下げすぎず」
回してきてくれても、ひと脚使えるハズ。ペースが
遅くなれば序盤にまた少しかかり気味に行こうと
するかもしれませんが、それでも最後までへこたれない
血統の馬ですので、後藤騎手には、無理に押さえ込む
くらいなら行かせてみるのも策ですよ、と
伝言したい気持ちです。

この馬と前述アルフレードを推奨穴馬として扱います。

もう1頭の「3項目馬」はマイネルロブストですが、
むしろ、抽選を突破した1戦1勝馬ハクサンムーンに、
レースぶり、調教の内容から「大物感」を感じます。
外枠を克服するならばこのテの「大物(?)」かもしれません。
各条件を満たしていないですが「何か感じる馬」と
いうことで、最後にあえて付け加えさせて頂きます。


●朝日杯FS 推奨穴馬●
  アルフレード
  トウケイヘイロー

●朝日杯FS 上位人気候補からの推奨馬●
  クラレント

(朝日杯FS 傾向に合うので押さえておきたい馬)
  ダローネガ
  ネオヴァンクル
  マイネルロブスト

(朝日杯FS そのほか押さえておきたい馬)
  ハクサンムーン

●朝日杯FS 予想印●
  ◎ クラレント
  ○ アルフレード
  ▲ トウケイヘイロー
  ★ ダローネガ
  注 ハクサンムーン
  △ マイネルロブスト
  △ ネオヴァンクル

●朝日杯FS 推奨馬券●
  ・馬連は◎○-◎○▲★注△
  ・三連馬券はシルシ上位5頭BOXor◎流し
  ・配当次第では▲からのワイドも

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ここまで。


結果はアルフレードとマイネルロブストで決着!

トウケイヘイローが本当に惜しかったですね!

私は配当的妙味を考えて、トウケイヘイローから入ってましたから

ゴール前はアツかったです。

しかしザ・シークレットホースのシベリアンさんは

本当にスゴイ分析能力のある人ですね。

ただ馬名を見て、馬券を買うのではなく、

しっかり本文を読んで、勉強することをオススメします。


血統やコースの傾向、枠関係など、勉強になることはたくさんあると思います。



ザ・シークレットホース12/18結果
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