バーテンの会話テクニック3
今日も、昨日に引き続き、会話のテクニックを紹介しますね。
田中のプロフィールはこちら↓
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BARも含めてですが、水商売をしていると、
バカにされることがよくあります。
水商売=高校中退
水商売=社会不適合者
みたいなイメージは、ど~してもあるみたいです。
仲の良いお客さんの部下(新入社員)っぽい人と話してる時に、
「実は、私は大卒なんですよね~!」
なんて話をしていたら、
「なんで、こんなとこで仕事してるんですか?」
と、言われたことがあります(^^;
この時は、さすがに、ちょっとカチンっときました(笑)
ま~でも、イメージなんで、仕方ないですね。
実際、チャラチャラしている人間も、水商売にはたくさんいますので。
そこで、私はお客さんから名刺をもらったら、
必ず意図的に行う会話があります。
それは、会社が持つ資格(規格)について。
大きな会社になればなるほど、
自社ブランドを確立すために、資格(規格)を取りたがります。
あの名刺に書いている、よく分からないマークなんかがそうですね。
代表的なモノだと、
・ISO9001
・ISO14001
・グットデザイン賞
・モンドセレクション
・Pマーク
こんな感じでしょうかね。
ISO9001は、品質マネジメントシステム。
ISO14001は、環境マネジメントシステム。
グットデザイン賞は、そのまんまですね。
モンド・セレクションも、ま~おなじみですね。
Pマークは、個人情報保護の規格
お客さんの名刺に、これらのマークがあれば、しめしめ(^^
「へ~、ISO14001を取ってるんですね~」
と、一言。
自分の会社のことすら知らない人もたまにいますが、
「こいつ、意外と物知りだな~」
「頭悪い奴じゃ、無さそうだな~」
と、相手の心の中で思わせるための、軽いジャブ(笑)
ただこれだけで、水商売だからという様な、
馬鹿にしたような発言は無くなります。
さらに「ISOって、審査をお願いするとこによって、難易度が違うんですよね!?」
と、踏み込んだ話をすることも。
詳しい人なら、それで会話を繋げることもできますからね。
この名刺からの会話テクニックは、営業マンなら使えると思います。
商売の話をする前の、名刺交換の時など。
これをきっかけにスムーズに、会話に入れますしね。
営業先に行っても、会話に困る人は、ぜひ研究してみてください。
ただ注意して欲しいのは、規格にもトレンドがあります。
その時代に合った知識がないと、
勉強したけど、名刺にぜんぜん書いてない(汗)
なんてことも、あるかもしれませんからね(^^;
ご自身が身を置く業界に合わせたモノを、
勉強されるのが、一番良いでしょう。
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